
テキストが快適に入力できる、という点では、知る人ぞ知る「親指シフト入力」。
※ひょっとして知らなかったらググッでくださいね。
しかし、その入力環境を構築しようとすると、なかなかに面倒だったりします。
親指シフト配列のキーボードを用意し、
専用の入力ソフト(例えばJapanistとか)をインストールし、
親指シフト入力ができるよう環境設定するなど
をしなければなりません。
そうしたハードルの高い壁があるため、PCの世界でも、親指シフトは一部のユーザーが愛用しているだけの状況となっています。
ところが、その親指シフトの環境づくりが、なんの苦もなく、カンタンに実現できる方法があるのです。
それは、ポメラを買うこと、
これだけです。
ポメラとは、キングジムのデジタルメモ「ポメラ DM200」のことです。

キングジム デジタルメモ「ポメラ DM200」
https://www.kingjim.co.jp/pomera/dm200/
ポメラDM200は、ノートPCでもない、タブレットでもない、テキスト入力専用マシーン!!
いわば「現代のワープロ」です。
ワープロといっても若い方には通じないかも。(^_^; 正確には、ワープロ専用機と表現したほうが良いかもですね。
要するに、テキストの文章を書くことに特化したマシン。
なので、インターネットも使えない。
というか、あえてネットは使わないという仕様。
余計な機能がないままにしてあるから、文章づくりに専念できる、という機械。
限りなく文房具、ほぼ筆記具ともいえそうな電子メモ(?)なのです。

といっても、SDカード対応だから、デジカメのように、入力したデータ(テキスト文章のことね)を、気軽に取り出して使い回せます。

入力したテキスト文章を画面にQRコードで表示し、それをスマホでパッと読み込めるということもできちゃいます。

肝心の親指シフト入力については、「キー設定」というメニュー操作ひとつで、スタンバイOK!となります。

こんなに単純明快で、気軽に使える親指シフト入力環境は、ほかにありません。
ネット検索してみると、ポメラとスマホを使って、ブログの原稿を1000記事アップしたという親指シフターの方も見かけました。
唯一の欠点と言えば、価格が高いことを指摘されます。
定価 49,800円(税別)。

確かに高価な製品ではありますが、発売されたのは、もう4年も前の2016年秋でした。だから、
実売価格はかなり落ち込んでいて、最近は3万円代で購入可能の状況となっています。
さらに、発売から日が経っているということもあり、中古品もよく出回っており、探せば程度のよいものが2万円代で見かけます。
実売の価格とか、気になる方は、リンク先をご確認ください。
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親指シフトできる方はもちろん、ローマ字入力だって普通にできるので、気軽なテキスト入力マシンとして、本当に、超おすすめです。
私も愛用しています。(^_^)v