
今回は、前倒しの時間差攻撃。これが威力抜群! というお話。
9時から仕事を始め、3時間後の12時に昼食、そして13時から午後の仕事に入る…。

これは、ごくありふれた勤務時間のパターンだろう。
しかし、この時間のダイヤルを、少しひねってみると、おもしろい。

例えば、朝9時ではなく、仮に朝6時から仕事を始めたとする。
すると…
いつも仕事を始めていた9時というのが、仕事を始めて3時間経過した時刻になるので、すでに半日の仕事を終えてしまった、という状況となる。
つまり、
9時スタートを6時スタートにすれば、「半日前倒し」の仕事ぶりが可能なのだ。
極端に言えば、今日という一日が、約1.5倍(※)の一日になる。
同じ1日なのに、1.5日になりえるということ。
これって、ちょっとすごくないですか?
※通常8時間のところ、3時間+8時間=11時間なので、正確には11÷8=1.375倍です。
それでは、さらに、6時スタートよりも、もっと早い、3時スタートにしたらどうなるか。

午前3時に仕事を始めれば、
午前6時に半日分の仕事を終えることができ、
午前9時には、さらにプラス3時間=合計6時間もの仕事を終えられる、
という状況になる。
通常の勤務パターンの場合は、お仕事6時間経過という時刻は、午後4時に相当する。
午後4時というと、「今日の仕事はもうすぐ終わりかな」というような感じの時間帯。
つまり、
開始時刻の午前9時にして、今日の仕事が終わったも同然になっちゃう、という話だ。

これは、例えて言えば、
「夏休みの宿題を、夏休みに入る前に全部やってしまった!!」という感覚に近い。

宿題なしの自由な夏休み。これほど気持ちの良いことはないだろう。(^_^)
もちろん、そのように前倒しの余裕を味わうだけでなく、
9時からも、いつものように一日しっかり仕事をしたとすれば、
6時間+8時間=14時間もの仕事成果を発揮することが可能だ。

8時間が14時間に拡大するわけだから、いつもの1.75倍。
四捨五入すれば、約2倍の仕事を片づけることも夢じゃない。
一日は24時間だけど、一日は必ずしも1日じゃない。
6時スタートすれば、半日前倒し。
3時スタートすれば、2倍の日にさえすることも可能なのだ。

前倒しの時間差攻撃は、とにかく威力抜群。
ここぞ、という時や、ピンチの日は、
こうした早起き大作戦が効果的だ。

ぜひぜひ、お試しあれ。(^_^)v
I am an early bird.
※この原稿は、2019年12年17日に店長ブログに書いたものです。